通常は、車の燃料タンクからエンジンに伸びるホースを切って、
T分岐をかまして、クリップで挟むだけなんですが、
DIYでやるとなると、出来なくはないけどちょっと不安ですよね?
ということで、外部燃料タンク(携行缶)を用います。
メリットは、
- 予備燃料になる
- ホースを切らなくていい
デメリットは、
- 車内スペースに固定が必要
- 車内に配線(穴あけも)が必要
初回、JEEP・ラングラーのときは、ガソリンだったこともあり、
ガソリン携行缶を外に固定し、燃料を取り出しました。
今回のキャラバンは、ディーゼルエンジン(軽油)にしたので、
FFヒーターは、ラングラーのを移植することも出来ず、新たに購入しましたが、
今回は、余っていた携行缶に穴を空け、使用しました。
燃焼させる燃料は、軽油の代わりになるも灯油でも可 なのが、メリットです!
(単価が2倍近く違いますからね。といっても、一晩に使う燃料は、1Lぐらいだそうです)
ただ、20Lもあり邪魔なので、灯油でも良いということで、
10Lのポリタンクに置き換えました。
使用したのは、「TRUSCO ハンディ缶携帯用10L L10P」
縦長なので、置き場所もコンパクトになります。
※水専用ぽいですが、材質はポリエチレンなので、灯油を入れても問題ありません。
燃料取出管の取り付け
まずは、携行缶から燃料取出管を抜き、移植です。
ポリタンク側は、大きい口の近くに、6mmの穴を空けました。
「燃料は、最後の方まで使いたい」と、誰もが思うところで、
途中で切断し、ゴムホースを中継しました。
こうすることで、先端の重みで、一番下に勝手についてくれます。
中継しなくても出来ますが、ボルトを締めては外しを繰返し、
最適な曲げ角度に到達するまで、とても面倒です。
使用したホース(燃料系専用)は、10cm/25円程度なんで、
労力を考えると、絶対に中継した方がが楽です!
※空けた穴に、管を通すには、割り箸が簡単です。
また、当然ながら、口の近いところに穴を開ける方が、楽ちん。
ということで、完成
万が一の緊急時には、灯油でも一応、ディーゼルエンジンは動きますが、
違法ということもありますが、エンジンのためには、
あまり使いたくないのが本心なので、
20Lの携行缶は、穴をボルト塞ぎ、軽油を入れることにします。
※ebayで探せば、同じようなものが販売されています。
携行缶の燃料取出穴をリペアー
ステンレスなので、溶接は無理。
また、鉄でも薄いので、溶接したら間違いなく、余計に穴が広がります。
ということで、同径のステンレスボルト6mmで固定します。
長さは20mm。ステンレスを挟むように、ワッシャーを入れ、
内側には、ゴムパッキンを付けました。
問題は、取り付け。
注ぎ口は手が入る大きさではないため、
車の配線時に使うワイヤーの先端に、輪ゴムで止め、
穴を通ったら、軽くボルトを締め、強引に引っ張れば、
輪ゴムが切れるので、あとは本締め。
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こっちには、正規の燃料軽油を入れ、予備燃料としたいと思います。
まあ、スペース的に邪魔だったんですけど、
どこに置いても良いということであれば、場所はなんとかなあるかな?
なんたって、キャラバンは広いんで!(笑