ずーっとお家で日向ぼっこをしているうちのトレーラーさん。
この冬は、出勤させたいところですが、
ラングラーだと、リアが可愛そうなぐらい沈み込みすぎて、
サイドブレーキのケーブルの外側が溶けて、
ワイヤーが動かなくなった始末で・・・
ディストリビューションつけてみたけど、沈み込みは変わらず、
次の対策としては、
リアサスにエアーバックをつけて、沈まないようにしたりとか・・・
多分、この冬には間に合わないので、
日産キャラバン(NV350 ワイドロング)で、引いてみることにしました。
***
平成16年以前、トレーラー側に、牽引車の登録が必須でしたが、
それ以降、牽引車がどんなトレーラーでも引けるよう法律が変わったそうです。
通称 950と言うそうですが、
ただし、総重量が1990kg以下のトレーラーに限られます!
※実際にヘッドの馬力やブレーキ性能、トレーラー側の完成ブレーキの有無・性能により、事情は変わります。
上記の通り、うちの子は、2.36tもあるので、
トレーラー側に引けるトラクター(ヘッド)の登録が必要になります。
「連結検討書」で検索すると、いろいろと出てくると思いますが、
多くは、1990kg以下のトレーラーが対象のものが思いますが、
※↑で、輸入後の初回車検を通してもらいました。
950登録(条件以下のトレーラーが何でも引ける)の計算は、
こちらが、参考になると思います。
さて、本題の
連結検討書の作成について
以下に、詳しく計算方式などが書かれていますが、
よーわからん!
めんどくさい方は、ONETONさんに依頼するのも1つです。
で、その3000円すらケチりたい(自分でやりたい)私は、自力でなんとかしてみました。
そもそもラングラー(4WD)でヘッドの登録ができているので、
それより総重量が重いキャラバン(4WD)なら、通るだろう!
という、目測からスタートしているわけですが、
※2WDは駆動軸の重量のみが計算対象となるので、ブレーキ性能が落ちる
必要な書類
- トレーラーの車検書
- ヘッドの車検書
- ヘッドの諸元書(メーカーに言えば、もらえます)
(主ブレーキ制動力kg、駐車ブレーキ制動力kg 、エンジン最高出力PS 、制動停止距離m、 初速度m/hが記載されたもの)
あとは、計算あるのみ!
ですが、速攻、壁にぶち当たります。
- トレーラー側のブレーキ制動力がわからない・・・
慣性ブレーキとあるが、うちの子は電磁ブレーキ(ヘッドのブレーキ連動)
- 制動停止距離:初速80km/41mだけど、100kmのときの計算式しかない・・・
など、お上にお伺いのお電話をしてみました。
天下の陸運局
まず、ガイダンスで局内につないでもらいます。
※ガイダンス: 1 > 3 > 7
一通り説明した所、
16時以降になれば、自動車検査独立行政法人の人が帰ってくるから、
もう一度電話してくれと、直TELを教えてもらいました。
で、2度目の電話。
まず、2t以上のトレーラーなんで、牽引車の追加をしたいと、説明したんですが、
こっちにデータがあるから、車種名教えてと・・・
で、「その回答が、1990kg以下だね~」と。
再び、2t以上のトレーラーの話だと告げた所、
担当の方対応が、いやいやモードから、明るいモードに変わり、
慣性ブレーキの計算は乗っているけど、電磁ブレーキの性能がわからないので、
検討書が作れないなどの旨を伝えた所、
とりあえず、上記の1~3の書類を持ってきてくれたら、
現場で計算するわ。
という、神対応に♪
ということで、本日、持っていってみました。(計算せずに)
陸運局の2番窓口へ、検査終了時間(15:30)を回っていたので、
受付もしてくれないかと思ったんですが、
受付をして頂き、1~3の書類を渡した所、
計算して頂けました!!!
聞かれたことはただ1つ。
「パーキングブレーキは、ハンドですか?足踏みですか?」だけ。
※駐車ブレーキの性能確認のため。
念の為、輸入時の書類やトレーラー自体のマニュアルなんかも持っていったんですが、不要だったみたいです。
背景の計算ががどんなだったかは不明ですが、
1~3の書類(ヘッドとトレーラーの車検書・ヘッドの諸元書)さえあれば、
神対応して頂けることがわかりました。
あとは、4番窓口で、8番様式に書類を書き込み、
16時前にギリギリ滑り込み!!
無事、車検書に、キャラバンが追加されました。
ヘッドの追加をしなくても、車検用途で臨番があれば、引けるそうですが、
車検時に、ヘッドが車検書に登録されたヘッドでないと、
通らないという噂もあり、先行して、登録しました。
あと、先にキャラバン用のヒッチを買ってしまって、
「引けない」という自体にはしたくなかったので・・・
キャラバン・ヒッチメンバー
2000kg対応 のヒッチが必要なのに、750kgのヒッチで引っ張っていたり・・・
無知ってほんとに恐ろしくて、自体がわかった今、
ほんとに恐ろしいことしていたのだと、驚愕するわけですが、
今回は、ちゃんとしたやつが既成品であるので、こちらを使います。
※350kgオーバーしているけど、ディストリビューションがカバーしてくれるはず!
PS.
諸元書を忘れたことに気づき、再び、ニッサンに再送要求。
FAXの受け取りをしてもらうために、近くのニッサンに駆け込み、
承諾してもらえたので、30分ほど待ち、諸元書@FAX入手。
IP-FAXで受け取れないのが痛かった。
普通に、メール対応してくれよと、心底思いますが、
そんなわけで、15:30を回ってしまったわけですね・・・(汗