ペチカのレンガを積む(後半)

2週間ほどで出来上がると思っていたら、1ヶ月半が過ぎようとしています。
ほぼ毎日、8時間ほどやっているわけですが、
計算すると、30分に1つのペースです・・・

1日に16個が限界ということになり、 400個 = 25日

レンガを切ったりする時間や、難所で手こずった時間を考えると、
1ヶ月半は妥当かも・・・

 

2週間でできると思いこんで、やり始めましたが、
思いの他、時間がかかりました。
そして、真冬にやるものではないですね!

ペチカのレンガを積む

前回、奥の方から積んでいましたが、
これ以上伸ばせないため、手前に積んでいきました。

4列入るところも、目地の幅によっては、入らないため、
切断して入れており、割と時間がかかります。

***

レンガが煙突の高さまで、寒い日には、煙突を繋いで、使うことができましたが、
いよいよ、これ以上レンガが積めない状況になったため、
廃油ストーブを断念することになりました。

煙突の取付口を作っていきます。

ペチカ 煙突取付口 レンガ切断

ここまでしなくていいんじゃないかと、呆れられていますが、
四角にレンガを切って、モルタルで埋めればいいところ、
グラインダーの歯の形状からしても、Rにしたほうが作業し良くて、
このような形になっています。

ペチカ 煙突取付口

煙突が長くて、切断した部分を再利用しました。
縦にカットしているため、広がるので、ホースバンドで固定しています。

ペチカ 煙突取付

ストーブ側の高さを測り、取付口を作りましたが、
割と水平に取り付けができて、大喜びしています。

あと、もう少し!!

 

工程が前後しますが、
煙突からの排気は、ペチカ内をぐるぐると巡回してほしいので、
奥に行くよう、斜めのレンガを設置しています。
効果があるとよいのですが??

廃油ストーブ 煙突 排気を迂回

さて、積んでいる途中で気づいて、急遽図面を修正!
煙突への排気は、ペチカ内で一番冷たい空気を送り出したいのが、本望なので、

ペチカのレンガを積む / 図面

煙突が温まっていないときは、上部の温かい空気を煙突に流し、
煙突が温まると、下部の冷えた空気を煙突に吸わせたいので、
「弁」を作ります。

一番手前の層の左側の区画は、煙突に繋がるのですが、
手前にオレンジ色のレンガで、煙突に行く空気を遮断します。

効果があると思うのですが、実際に動かしてみないとわかりません(汗

ペチカ 最終段の天板設置

いよいよ、最終天板を乗せています。
当初の予定は、20段でしたが、15段で手打ちとしました。
今年は暖冬ということもあり、これ以上やったら・・・

図面で書いた位置とは別の箇所に、弁を設けました。
右側の層は、循環用の層として、蓄熱してもらいます。

 

ペチカ 煙突排気 遮断弁

天板も積み終わり、いよいよ煙突!
の前に、ここにも、煙突から暖気が逃げていかないための、弁を作りました。

ペチカ 排気煙突口

まだ、カットしていませんが、こんな感じになる予定です。

ストーブからの煙突とは違い、こちら側の外径を115Φ以下にしないといけないので、
煙突の切れ端がなかったのもあるのですが、
ステンレス 0.5mmの平板を巻いて、それっぽく作りました。

 

いよいよ次回は、最終回!
煙突を繋いでの、試運転です!

ペチカのレンガを積む(後半)