ペチカ設計図@北海道式

図面を書く前に、別用途で購入していた、レンガで階段下に、仮置きしてみました。

ペチカ レンガ仮置き

実際に物を置いてみると、どれくらい置けるのか、
実寸で把握できるので、
図面から取り掛かるより、 楽だと思います。
(施工時には、調整は必要ですけどね)

これをもとに、横に4つ並べられることがわかりました。
奥行きに関しても、大体感は掴めましたので、
Excelで書いていきます。

ペチカ設計図 Excel
左は、1方から吹き込む場合。 右は、中央から両側に対流する場合。

煙突から取り込むの部分は、耐火レンガを想定しており、
それ以外は、普通のレンガで想定していましたが、
実際のところ、全部耐火レンガで作ることになりました。(後述)

 

こんな感じで、イメージを作るわけですが、
作図している本人としては、理解していますが、
パートナーに伝えようとすると、全く伝わりません(汗

ペチカ設計図 対流ペチカ設計図 対流

下部は繋がっていて、上部はお部屋になっていて・・・

ペチカ 対流図

まあ、なんのこっちゃ?、ってなりますよね?(笑

 

で、他の方はどのように表現しているのだろう?
と調べたところ、

kobapan.com/blog/2019/01/26/pechka.html#toc-12

こちらの方は、方眼紙で書かれていますが、
途中、SketchUp(3Dソフト)の紹介があり、試しに使ってみました。

ペチカ設計図 3D

ペチカ設計図 3D
※青は半レンガ、赤は中の壁の支持用レンガ

 

見ての通り、

わかりやすい!

 

実際に、レンガを置いているような感覚で、
いろいろ積み直すことができるので、
機能制限はありますが、無料でここまでできるなら、3Dおすすめです。

はっきり言って、優秀すぎます!

 

実際に、図面を作ってみて、各部屋は下でしか繋がっていない
=できるだけ対流させたかったのですが、
ちゃんと、排気できるのか?、って思うようになり、

この動画を、見直し、見直し、

「上下で繋がっている」
「ぐるぐる回る」

で、再考することになりました。

廃油ストーブの場合は、ファンで強制排気していますが、
灯油ストーブの場合は、自然排気なので、逆流してしまいそう。
つまりは、廃油ストーブでさえ、怪しいわけで、

ペチカ内全体で、対流させたほうが良いことに気づきました。

作ってからでは、やり直しはしたくないので、
先人の知恵をそのまま使わせていただいています。

ペチカ設計図 3D
やることがいっぱいなのに、正月は、この図面制作に、没頭していました(笑

※ロシア式は、横(下から上)の上昇気流なので、
対流においても、掃除の面でも、北海道式が優秀だと思います。

 

さて、上記で、普通レンガはやめて、
すべて耐熱レンガにした理由ですが、

重量

です。

一般的にレンガは1000度以上で焼いています。
なので、一般レンガ(赤レンガ)でも、
薪ストーブや、廃油ストーブの排熱(600度)ぐらいなら、
問題ないと考えます。

むしろ、接合部に耐熱コンクリートを使わないと、意味ないですが。
※マジでコンクリートがぼろぼろになる(実体験)

が、

重たいほうが、熱を蓄える

に決まっています。

 

コメリ 耐熱レンガ

単品重量・容量:約3.8Kg
単品サイズ:約230×115×65mm

コメリ 赤レンガ

単品重量・容量:2500g
単品サイズ:約幅100×奥行210×高さ60mm

コメリ.comより引用

赤レンガはサイズが若干小さく、
手持ちのレンガが、耐熱レンガだったのもあり、

  • ちょうど4つ並べられること
  • 重量

を考慮し、耐熱レンガにする予定です。

ヤフオクで格安を探したところ、

ミカワ 国産レンガ

こちらも重量は3.8kgですが、場所は埼玉。
スノーボードのついでに、と考えたのですが、
総重量は2トン弱になり、2往復しないといけないことから、

近場のコメリでの購入が、一番オトクだと感じた次第です。

PS

色々ホームセンターを回りましたが、やっぱりコメリが一番お安いですね!

赤レンガは、コロナ前は、100円以下だったはずですが、だいぶ高騰してますね。
そういう意味でも、耐熱レンガがお得かもしれないです。

ペチカ設計図@北海道式