木屋の基礎のやり直し(土間打ち)

台風で仮倉庫の屋根を外したため、新しい倉庫が必要となり、
床の木が腐った木屋に、土間打ちしようとしたところ、

土台が腐った木屋

おそらくですが、建ったのは戦後すぐだと思いますが、
床をめくると、土台も腐っていて、

潰して立て直そうか?!とも思いましたが、
荷物の置き場に困っている状況なので、潰すわけにもいかず・・・

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土台を先に抜いても、交換すると、
基礎のほうが土面より低いため、防腐材でもまた腐るので、

  1. 基礎&土間を打ち、
  2. 屋根瓦をトタンに替え、(屋根の重量を減らしてから)
  3. ジャッキで、柱を上げ、
  4. 土台部分まで、基礎を立ち上げる

という、プロでもやりたくないようなことを、やってみます。

 

基礎

木屋の基礎

基礎付近の土を掘り返してみたところ、20cmほどコンクリートがありました。
てっきり、I型だと思っていたのですが、少なからず、L型のようです。

ということで、まず、基礎と新しいコンクリートをつなぐために、
差筋アンカーを打ち込んでいきます。

基礎 差筋アンカー

正回転しなくなり、すでに1度分解して治したのですが、

コンクリート13mmまでと非力なのに、ガンガン使っているので、仕方ないです・・・

しかも、歯は14.5mm

単に、オーバーワークで、また正回転しなくなりました。
ハンマードリルの大きなやつがあるので、先端を買ったところ、
ハンマードリル自体が行方不明・・・

しかたないので、空いた所だけアンカーを打ち込み、
掘った土に、コンクリートを流しました。

基礎&土間のアンカーとワイヤーメッシュ

鉄筋でやると、ベタ基礎となるのですが、
面倒すぎるので、ワイヤーメッシュにしています。
軽ベタ基礎ってところですか?

で、湿気なんですが、防湿シートを張り巡らすことが一般的ですが、
とういのも、今回の土間厚は、10cmなので、
いろいろ調べてみると、必要ないことがわかりました。

=10cmのコンクリートがあれば、地中からの湿気を十分に防げる

ワイヤーメッシュの2ブロック分が、30cmなので、
30cm毎に、差筋アンカーを入れました。
3ブロック毎=45cm間隔でも良かったかもです。

 

土間

今回は、10cm厚にするので、単管が48.6mmなので、
ちょうど真ん中になるため、ピンコロ代わりにしました。

土間打ち

土台を取り出したいので、5cmほどすき間をあけたのですが、
10cmの土台をどうやって引っ張り出す気なのか??(笑

まあ、外壁を取っ払えば、土台は抜けるとして、

10cm厚の土間は、とても大変です。※上記写真は、5cm目

後日、更に5cm盛るわけですが、

骨材は、先日2トン強購入した再生石材で、ミキサーでこねこねするわけですが、

  • 土を取り除いた部分と、
  • この面積の5cm厚の土間で、

コンクリート1袋使用。砂利は一輪車で4往復分。

ミキサーがあるから、手練りしてるけど、大概疲れる!

PS

再生石材ですが、以前土間を打ったときは、
軽トラや1トントラックを借りて、ちまちまと運んでは下ろしをしていましたが、
今回、土木屋さんに相談してみると、「200円/トンで運んであげるよ」と!

「あの苦労は何だったんだ??」と、がく然としましたが、
2トンに満載で、下ろしてくれるし!

ありがたいことです!!

木屋の基礎のやり直し(土間打ち)