台風で飛ばされたトタン屋根の修繕

台風22号だったか?、思いの外、北風が強く、
トタン屋根が吹き飛ばされました。

人の手の力じゃじゃびくともしないような、ボルトが曲がっていたので、
相当強力な風が吹いていたのでしょうネ・・・

***

とりあえず、ひん曲がったトタンを除去(6枚)

この日は、一人で作業をしていましたが、
それを見ても、手伝い気配のない、鎖骨を折って、まだ治癒中の弟に、
夕食時に、「手伝ってくれる?」というと、「無理」というので、

左手が使えないなら、使えないなりに、
脚立を抑えるとか、それ取ってとか、手伝えることはあるわけで、

「手伝わないなら、もうやらない」

と、啖呵を切ったところ、
自分にもやるべき責任があることに気づいたか、
次の日、手伝うと言ってきたので、作業再開。

***

弟が、吹きとんだトタンの凹みを、ペンチで直し、
私は、骨組みメーターで図りながら、作り直して、丸1日の予定。

平屋根だったのを、切妻に変更するのは、来年の予定だったのですが、
吹き飛んだ箇所だけ(6枚分)だけ、切妻に修繕し直しました。
※工法は、48.6単管

※前の冬、豪雪で雪がすべり落ちなかったため。

通常は、単管に、木材を固定して、波板を張るのが般的ですが、
私は、通常、天井の下地に使う素材を使っています。

片側だけだと、浮くので、交互にボルトを指すのがポイント

これが、安くて、フックボルトで固定するのにちょうど良く、
ただし、アルミなので、強度はありません。
(木材釘打ちでも、やられるときはやられます!)

今回の反省から、片側だけでなく、両側からのボルト固定に変更し、
ほんとは、45cm間隔がいいのですが、
前作が70cmなので、互換性上、今回もそのピッチで。

(間にもう1本支柱を追加するかも)

***

フックボルトが1枚分しかなかったので、近所のホームセンター2件をはしごするも無く、
2軒目の同店舗に在庫確認をしてもらい、取りに行くことに。

1つしかないと言われた「100個入りのフックボルト」は、
実は、2つあり、2つとも購入。
※1枚のトタンを固定するのに、6列 x 4本使う=1箱5枚分

 

ついつい通り道にある、スノーボードショップに30分ほど、道草をし、
(あとで、後悔することになるが・・・)

なんだかんだで、1時間後に帰ってきても、まだ2枚目に取り掛かったところ・・・
まあ、左手が使えないといっても、波板1枚貼るだけでも、
大変だということを、わかってくれたようで。

***

さて、ココからは、二人での作業!

もう16時。日の入りは17時半。
一人だと、1時間/枚ぐらいかかる感じですが、
二人だと、

  1. 下役: 下から穴を明け、(上役は、波板を手で抑える)
  2. 上役: 上から入れられたボルトを入れ、
  3. 下役: 下地にペンチで引き入れ
  4. 上役: ネジ締め

これを、独りでやると、ホントに大変なんですよネ!
わずか、10分足らずで1枚完了。

 

最後の1枚というところで、日没で完全に手元も見えず、
(30分道草を食ったせいです・・・)

明日が雨ということで、投光器を炊き、ラス1枚を固定。
足場がない上に、高所+暗所での作業。
ホントは、ハーネスが必要!!

足場があっても怖い!

完成と言っても、
屋根同士が繋がっていないので、雨が吹き込むため、
とりあえず、またブルーシートで、荷物をカバーし、作業終了!

なんだか、切妻のほうが、きれいに見えるんですよね。
平屋根も同じ素材なのに?!

PS.
以前、ああでもない、こうでもないと、試行錯誤をした経験があるので、
2回目の作業は、作業が捗ります!!

DIYのテレビ番組がありますが、
横に経験豊かな人がいるのは、反則ですよ!

それだったら、誰だって出来るわけですよ。

台風で飛ばされたトタン屋根の修繕