大阪で30年やっているダイニングバーがあるのですが、
乗っ取りにあい、その相談を受けました。(友人として)
乗っ取った相手は、彼の30年来の知り合いで、
「裏切られた」というやつです。
2日間、インタビューをしたところ、
きれいに乗っ取られていました・・・
現状としては、
- 乗取り側の人員を、代表取締役を株式総会で就任させてしまっていること
- 代取を入れ替えるにも、株主総会が独断で開くことが困難
※通常は、代取が株主総会の開催するのですが、代取は乗取り先の人で開催が難しく、定例開催3~6ヶ月後を待つしかないが、7/8の株主なので、裁判所命令で、主催が可能。
まずは、彼が古くからお付き合いしている弁護士に相談にいきましたが、
会社法について無知で、「既に打つ手なし」ということで、
一角を曲がりしている彼の店舗も、半年以内に退去が必要だと・・・
まあ、ご年配の弁護士なのと会社法には薄識だったので、
しかたない、という対応だったので、
二人目。会社法に強い弁護士を探しました。
目下、争点は、新株発行での経営権乗取りが目的だと思い、ご相談を。
取締役の新株発行権限の限界~著しく不公正な新株発行~
www.geocities.jp/mwqyw640/houritukenkyuu/sotsu.html
一人目は、もう王手で積む手がないと言われましたが、
二人目は、まだまだ打つ手はある、と言われます。(私と同意見)
が、
相手が、乗取り屋なので、一筋縄では行きません。
いろいろ考えたした結果、
賃貸契約を解除して、別の契約を入れられることも視野にいれ、
作戦会議中です。
今回依頼した会社法に詳しい弁護士さんより、
現代取に対して、勧告の文章を作成して頂きましたが、
とっても攻撃的で、いい勧告文でした♪
2017-07-18 追記
その後の展開など、全貌はこちらで御覧ください。
M&A 敵対的買収